剣歯虎(けんしこ Saber-toothed cat)は、漸新世後期から更新世にかけて栄えたネコ科に属する食肉獣の中で、上顎犬歯がサーベル状となったグループである。おそらく単系統であり、マカイロドゥス亜科 Machairodontinae として分類される。サーベルタイガーとも。 肩高は約1mから1.2m。体長は1.9~2.1m。体重は270kg。独自に発達した上顎犬歯は20センチに及ぶ短刀状の牙となり、大型動物を専門に狩るための武器として使用したと考えられる。