ディキノドン類 (Dicynodont) あるいはディキノドン下目 (Dicynodontia) は、四肢動物単弓類の絶滅した分類群の一つ。単弓綱 - 獣弓目 - 異歯亜目に属する。双牙類とも呼ばれる。古生代ペルム紀末期および中生代三畳紀初期において成功した絶滅生物群。その名「ディキノドン(古代ギリシア語: δύο "2"、古代ギリシア語: κυνόδους "犬歯、牙"、二本の牙)」の通り、口吻部から突き出た二本の牙が外観上の大きな特徴である。リチャード・オーウェンにより名付けられた。