『初恋』(はつこい)は、日本のシンガーソングライター・宇多田ヒカルの7枚目のアルバム。宇多田のデビュー20周年イヤーの2018年6月27日にエピックレコードジャパンより発売された。前作『Fantome』から約2年ぶりのリリースとなる。基本的に宇多田自身が作詞・作曲・プログラミングを行っており、ストリングスの共同アレンジャーには前作に引き続きサイモン・ヘイルが迎えられている。エンジニアも前作と同じくスティーヴ・フィッツモーリスが務めた。 アルバムでは、ドラムで現代ジャズ・シーンにおける最重要ドラマーの1人であるクリス・デイヴを起用しているほか、「Too Proud」には、小袋成彬とUKの気鋭ラッパーのJevonが参加している。本作は、その私小説的な歌詞や、リズムや譜割りにおける新たなアプローチなどが評価されている。また、本作で宇多田は「前作の『Fantôme』以来の日本語による内省表現や現代社会への視線を反映した歌詞世界,歌唱においても独自の個性を発揮した」として、「芸術選奨」の大衆芸能部門で新人賞を受賞した。その他にも本作は、「日本レコード大賞」や「CDショップ大賞」、「MTV Video Music Awards Japan」、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」などで入賞を果たしている。

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  • 『初恋』(はつこい)は、日本のシンガーソングライター・宇多田ヒカルの7枚目のアルバム。宇多田のデビュー20周年イヤーの2018年6月27日にエピックレコードジャパンより発売された。前作『Fantome』から約2年ぶりのリリースとなる。基本的に宇多田自身が作詞・作曲・プログラミングを行っており、ストリングスの共同アレンジャーには前作に引き続きサイモン・ヘイルが迎えられている。エンジニアも前作と同じくスティーヴ・フィッツモーリスが務めた。 アルバムでは、ドラムで現代ジャズ・シーンにおける最重要ドラマーの1人であるクリス・デイヴを起用しているほか、「Too Proud」には、小袋成彬とUKの気鋭ラッパーのJevonが参加している。本作は、その私小説的な歌詞や、リズムや譜割りにおける新たなアプローチなどが評価されている。また、本作で宇多田は「前作の『Fantôme』以来の日本語による内省表現や現代社会への視線を反映した歌詞世界,歌唱においても独自の個性を発揮した」として、「芸術選奨」の大衆芸能部門で新人賞を受賞した。その他にも本作は、「日本レコード大賞」や「CDショップ大賞」、「MTV Video Music Awards Japan」、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」などで入賞を果たしている。 本作には、前年にリリースされた「大空で抱きしめて」「Forevermore」「あなた」のほか、2018年発売の「Play A Love Song」、「初恋」の5曲のシングルを含む全12曲が収録されたほか、宇多田ヒカルの12年ぶりのコンサートツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』の応募券がCDパッケージに封入された。アルバムは、「Billboard Japan Hot Albums」で3週連続1位を獲得し、同チャートの年間ランキングでは3位を記録するなど、大衆的にも成功を収めた。 (ja)
  • 『初恋』(はつこい)は、日本のシンガーソングライター・宇多田ヒカルの7枚目のアルバム。宇多田のデビュー20周年イヤーの2018年6月27日にエピックレコードジャパンより発売された。前作『Fantome』から約2年ぶりのリリースとなる。基本的に宇多田自身が作詞・作曲・プログラミングを行っており、ストリングスの共同アレンジャーには前作に引き続きサイモン・ヘイルが迎えられている。エンジニアも前作と同じくスティーヴ・フィッツモーリスが務めた。 アルバムでは、ドラムで現代ジャズ・シーンにおける最重要ドラマーの1人であるクリス・デイヴを起用しているほか、「Too Proud」には、小袋成彬とUKの気鋭ラッパーのJevonが参加している。本作は、その私小説的な歌詞や、リズムや譜割りにおける新たなアプローチなどが評価されている。また、本作で宇多田は「前作の『Fantôme』以来の日本語による内省表現や現代社会への視線を反映した歌詞世界,歌唱においても独自の個性を発揮した」として、「芸術選奨」の大衆芸能部門で新人賞を受賞した。その他にも本作は、「日本レコード大賞」や「CDショップ大賞」、「MTV Video Music Awards Japan」、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」などで入賞を果たしている。 本作には、前年にリリースされた「大空で抱きしめて」「Forevermore」「あなた」のほか、2018年発売の「Play A Love Song」、「初恋」の5曲のシングルを含む全12曲が収録されたほか、宇多田ヒカルの12年ぶりのコンサートツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』の応募券がCDパッケージに封入された。アルバムは、「Billboard Japan Hot Albums」で3週連続1位を獲得し、同チャートの年間ランキングでは3位を記録するなど、大衆的にも成功を収めた。 (ja)
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  • * 週間1位((日本 オリコン)) * 週間1位((3週連続、日本 Billboard Japan)) * 週間3位((アメリカ Billboard World Albums)) * 週間4位((韓国 ガオン 国際)) * 週間49位((フランス SNEP)) * 2018年度年間5位((日本 オリコン)) * 2018年度年間3位((日本 Billboard Japan)) (ja)
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  • 「人は生きていく上で、最終的には他者との繋がりを求めますよね。浅いものから深いものまで。その関係性の築き方には誰しもモデルがあって、それはやっぱり最初の原体験というか、自分を産んでくれた人なり、面倒を見て、育ててくれた人たちとの関係だと思うんです。それがその人の一生の中で、おそらく多くは無意識に作用して、他者との関係性に影響していく。その無意識の影響を紐解いては、「何故なんだろう?」と追求したり、時には受け入れようとしたりする。それが私の歌詞の大体のテーマだと思うんです。」 (ja)
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  • 『初恋』(はつこい)は、日本のシンガーソングライター・宇多田ヒカルの7枚目のアルバム。宇多田のデビュー20周年イヤーの2018年6月27日にエピックレコードジャパンより発売された。前作『Fantome』から約2年ぶりのリリースとなる。基本的に宇多田自身が作詞・作曲・プログラミングを行っており、ストリングスの共同アレンジャーには前作に引き続きサイモン・ヘイルが迎えられている。エンジニアも前作と同じくスティーヴ・フィッツモーリスが務めた。 アルバムでは、ドラムで現代ジャズ・シーンにおける最重要ドラマーの1人であるクリス・デイヴを起用しているほか、「Too Proud」には、小袋成彬とUKの気鋭ラッパーのJevonが参加している。本作は、その私小説的な歌詞や、リズムや譜割りにおける新たなアプローチなどが評価されている。また、本作で宇多田は「前作の『Fantôme』以来の日本語による内省表現や現代社会への視線を反映した歌詞世界,歌唱においても独自の個性を発揮した」として、「芸術選奨」の大衆芸能部門で新人賞を受賞した。その他にも本作は、「日本レコード大賞」や「CDショップ大賞」、「MTV Video Music Awards Japan」、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」などで入賞を果たしている。 (ja)
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  • 初恋 (宇多田ヒカルのアルバム) (ja)
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