兼元 藤兵衛(かねもと とうべえ、1894年10月15日 - 1964年6月19日)は、日本の柔道家(講道館9段)。 武徳会武道専門学校在学中に栗原民雄らと鎬を削りその将来を嘱望され、後に御大礼記念天覧武道大会に出場するなどした。一方、20代半ばにして北海道に渡り、北海道帝国大学や旧制札幌第一中学校にて後進の指導に尽力、以後半世紀近くの指導歴で多くの門人を育て今日の北海道柔道界の礎を築いた。