共同実施(きょうどうじっし、英語:Joint Implementation, 略称:JI)とは、先進国がほかの先進国に技術・資金等の支援を行い、温室効果ガス排出量を削減する事業または吸収量を増加する事業を実施した結果、削減できた排出量をそれぞれの国の温室効果ガス排出量の削減分に再配分することができる制度である。京都議定書の第6条に規定されており、温室効果ガスの削減を補完する京都メカニズム(柔軟性措置)の1つ。 欧州連合諸国が導入している「」(京都議定書第4条)とは異なる。