八王子丘陵(はちおうじきゅうりょう)は、群馬県東部の桐生市・太田市周辺に広がる丘陵群である。広沢丘陵(ひろさわきゅうりょう)ともされる。 群馬県桐生市・太田市・みどり市にまたがり、渡良瀬川右岸の大間々扇状地上を北西から南東に、長さ15キロメートル・幅5キロメートルにわたって分布する。北西側から鹿田山丘陵・茶臼山丘陵・金山丘陵に三分される。 丘陵の東縁に沿って活断層である太田断層が分布している。この断層は、長さ約26km・南西傾斜の逆断層で、活動度はB級下位程度と考えられている。最新活動時期や平均活動間隔、単位変位量、断層面の幅、横ずれ成分の有無などは不明。全体が活動した場合はM 7.1程度の地震が発生すると推定されている。