先鋒郡(ソンボンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国羅先特別市に位置した郡であり、2000年以降に廃止されたと見られる。かつては雄基郡と呼ばれていた。屈浦里には北朝鮮で初めて発見された旧石器時代の遺跡が存在し、史跡70号に指定されている。1945年8月のソ連対日参戦の際にはソ連軍が侵攻し、光復節の前に解放された。朝鮮半島で最初に解放された地域であることが郡名の由来である。