信陵君(しんりょうくん、? - 紀元前244年)は、中国戦国時代の魏の公子であり、政治家・軍人。昭王の子。姓は姫、氏は魏、諱は無忌。戦国四君の一人。大国秦によって圧迫を受けた魏を支え、諸国をまとめ上げ秦を攻めるも、異母兄の安釐王に疑われて憂死した。前漢の魏無知の祖父と伝わる。 兄が安釐王として立つと、封ぜられて信陵君と名乗る。信陵君は多種多様な客を多数集めて自分の手元においており、その数は三千人を超えた。