信貴山真言宗(しぎさんしんごんしゅう)は毘沙門天(多聞天)を本尊とする真言宗の宗派の一つで、総本山は朝護孫子寺(信貴山寺)である。毘沙門天信仰は飛鳥時代にまで遡る。聖徳太子が物部守屋討伐の戦勝祈願をしたことに始まる。 宗派として独立したのは戦後であるが教義の変更はなかったので、聖徳太子による信貴山寺創建をもって、立教開宗と考えられる。