主事(しゅじ)は、現代の日本では、公的機関や各種の法人、団体に置かれる職員の職名の一種である。 戦前の官吏制度においては、比較的高い地位に位置づけられることが多かったが、戦後の国家公務員ではあまり用いられていない。戦後は、地方公共団体に勤務する吏員や、各種の法人、団体において比較的下級の正社員・正職員の職名として用いられている。地方公共団体において用いられる主事の職名は、一般的に定型的な事務に従事する下級の正規職員に充てられることが多く、民間企業でいうところの平社員にあたる。