主の記念式(しゅのきねんしき)とは、エホバの証人が年に1回行うイエス・キリストの死を感謝し、記念して行なう式典。主の晩さんとも呼ばれるが、聖餐式とは異なり、秘跡ではない。 ユダヤ暦ニサン月14日の日没後(ユダヤ人の一日は日没後に始まったため)に行われる。この日はユダヤ教の過ぎ越しに当たるが、今日ユダヤ人は過ぎ越しをニサン14日の週の土曜日に行うため、両者の日付は異なることがある。毎年、春分に一番近い新月の日がニサンの月の始まりであり、その14日後に行われる。