中国空軍博物館(ちゅうごくくうぐんはくぶつかん)は、中華人民共和国北京市の郊外に位置する実物の航空機を展示した博物館である。中国人民解放軍空軍が運用していた軍用機および中国民航が運用していた旅客機が展示されている。かつて空軍基地のあった場所に1989年11月11日の人民空軍成立40周年を記念してオープンした。なお、施設は中ソ紛争が深刻だった時期に山をトンネル掘削して作った巨大地下格納庫を再生利用したもので、かつては外国人の訪問が許可されない博物館であった。 なお、名称は表題のほか、「航空博物館」「人民解放軍空軍博物館」「空軍航空博物館」「中国航空博物館」などの複数の名称が存在する。