三輪 高市麻呂(みわ の たけちまろ)は、飛鳥時代の人物。氏は大三輪・大神とも表記される。姓は君のち朝臣。父は文屋君。 天武天皇元年(672年)の壬申の乱の際、大海人皇子(天武天皇)の側について戦い、箸陵と中つ道の戦いで活躍し、大海人側の勝利に貢献した。のち、持統天皇6年(692年)には農事に行幸しようとする持統天皇を自らの官職をかけて諫める等、、天武・持統・文武の三天皇に仕え、従四位上・左京大夫に昇った。贈従三位。