三方・花折断層帯(みかた・はなおれだんそうたい)は、若狭湾から、福井県美浜町・若狭町、滋賀県高島市・大津市、京都府京都市を経由して、宇治市へ至る活断層帯である。構成される断層は、東側隆起の逆断層である三方断層帯、左横ずれ断層の熊川断層、右横ずれ断層の花折断層帯北部・中部(花折断層)、東側隆起の逆断層である花折断層帯南部よりなる。このうち、三方断層帯と花折断層帯北部は1662年の寛文近江・若狭地震で活動したと推定されている。