ロロ(Rollo、仏: Rollon、846年頃 - 933年)、洗礼名ロベール(Robert、彼の子孫と区別するためにロベール1世と数えられることもある)は、ノルウェー人、デンマーク人の指導者で、間もなくノルマンディーとして知られるようになったヴァイキングの公国の創始者。恵まれた体格が災いして、馬に乗ると馬を乗り潰してしまうので、いつも徒歩で移動したため、歩きのフロールヴ(古ノルド語: Ganga-Hrolf)徒歩王ロロ(仏: Rollon le Marcheur)と渾名された。彼の子孫はノルマンディー公となった(ノルマンディー家)。 なお、彼の子孫であるウィリアム1世はイングランド王となり、現在に連なるイギリス王室の開祖となったため、現在のイギリス王室はロロの血を引いている。