ルートヴィヒ・フリードリヒ・レオポルト・フォン・ゲルラッハ(Ludwig Friedrich Leopold von Gerlach, 1790年9月17日 - 1861年1月10日)は、プロイセンの陸軍軍人、政治家。プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世副官、オットー・フォン・ビスマルクを補佐した。プロイセン陸軍の最終階級は歩兵大将。 「魔臣」の異名を持つ。「鉄血宰相」として名高いオットー・フォン・ビスマルクを見出し、彼を政治家として育て上げた。このため、ゲルラッハはビスマルクが生涯で唯一、師と仰いだ人物でもある。弟のルートヴィヒ・フォン・ゲルラッハとキリスト教ドイツ人サークルを形成し、スイスの政治学者カール・ルートヴィヒ・ハラーの家産国家論(Patrimonialstaat)の普及に努めた。