ヤミ(またはエミ)族(ロシア語: ямь (емь)、フィンランド語: jäämit)とは、中世の何世紀かに渡ってフェノスカンジアに定住していた民族である。その名称はノヴゴロドの史料に基づく。年代記には、12世紀にノヴゴロド人とコレラ族(具体的には現プリオゼルスク地域に住むコレラ族)とが、ヤミ族に対する戦争を行ったことや、ラドガ湖周辺のヤミ族が報復攻撃を行ったこと等が記されている。