『ムラダ』(ロシア語: Млада)は、ニコライ・リムスキー=コルサコフが1889年から1890年にかけて作曲し、1892年に上演された全4幕からなるロシア語のオペラ・バレエ。 かつてロシア5人組の合作による作品として計画されたが中止になった同名のオペラ・バレエの台本に新たに作曲しなおした作品である。古代の(バルト海にのぞむ現在のドイツ北東部に住んでいたスラヴ人)の社会を舞台とする。 独創的な優れた音楽を含むにもかかわらず、実際の舞台に乗せられることは滅多にない。華やかなファンファーレではじまる「貴族たちの行列」は単独で演奏されることが多い。