マイヤーレモン(英語: Meyer lemon、学名:Citrus meyerii)は、ミカン科ミカン属の植物。中国原産でレモンとマンダリンオレンジまたは一般的なオレンジを掛け合わせたものと考えられている。アメリカ合衆国へは1908年にS.P.I. #23028として中国で植物サンプルを収集していた農務省職員のフランク・ニコラス・マイヤーが導入した。マイヤーは北京近郊でマイヤーレモンを発見したというが、北京市では柑橘栽培ができないため、果実のみを入手したものとみられる。 中国では主に、マイヤーレモンは花卉として植木鉢で育てられる。アメリカでは革命期にシェパニーズのアリス・ウォータースなどのシェフに再発見されたことにより、人気食材となった。マーサ・スチュワートが彼女のレシピの中で取り上げて以降、さらに人気は上昇した。