ボワロー=ナルスジャック(Boileau-Narcejac)は、フランスの2人共同の作家。 * ピエール・ボワロー(Pierre Boileau, 1906年4月28日 - 1989年1月16日) * トマ・ナルスジャック(Thomas Narcejac, 1908年7月3日 - 1998年6月9日) 推理小説を2人名義で数多く執筆した。映画化された『悪魔のような女』(クルーゾー、1955年)、『めまい』(ヒッチコック、1958年)が知られる。それぞれ推理作家として出発、1948年に出会い、共同執筆を始めた。アルセーヌ・ルパンの名で書かれたリュパンものの新作も2人の手になる。ボワローは、日本では「ボワロ」「ボアロー」とされることも多い。推理小説の理論書も著している。