グラフィカルユーザーインターフェイス (GUI) におけるボタンは、現実世界における押しボタンと同様に、ユーザーが「押す」ことで何らかの操作を行なうためのコンピュータ画面上の表現である。GUIにおける基本的な部品(ウィジェット)のひとつとして、ウィジェット・ツールキットには標準的に用意されている。一般には現実世界の物理的なボタンを模した立体感のある形状(スキューモーフィックデザイン)であったり、矩形や角丸矩形の境界線(ボーダー)を持っていたりすることが多いが、中には単なるアイコン表現がボタンの役割を果たす場合もあり、このようなものも機能分類に従い通常はボタンと呼称する。「コマンドボタン」と呼ばれることもある。