ベンジャミン・フランクリン・バトラー(英: Benjamin Franklin Butler, 1818年11月5日-1893年1月11日)は、アメリカ合衆国の弁護士、政治家であり、マサチューセッツ州選出のアメリカ合衆国下院議員とその後マサチューセッツ州知事を務めた。南北戦争の時は、占領したニューオーリンズの統治、「コントラバンド」としての奴隷に関する政策、バミューダ・ハンドレッド方面作戦での実効の無い統率、およびフィッシャー砦での愚行によってこの戦争の政治家将軍の中でも最も議論の多い一人に位置付けられている。戦後何年も、南部の白人から広く悪口を言われ、「けだものバトラー」という渾名まで頂戴した。