プラスe(プラスイー)は、かつて存在した日本のマルチメディア端末。ファミリーレストランや居酒屋などのテーブルごとに1台ずつ設置されたタッチパネル端末で、占いやゲームなど多様なコンテンツを利用者に提供し、その利用料を飲食代とともに請求するというシステムであった。駐車場設備機器の販売・保守を行う株式会社ジェイ・シー・エム(JCM)が2001年(平成13年)に新規事業として立ち上げ、同社の年商の急拡大につながったが、プラスeの設置・運営・保守など一切の費用を自社負担する高コスト体制であったため、同社を民事再生手続の申し立てに追い詰めることになった。 プラスeの「e」はエンターテインメント(entertainment)であり、enjoy(楽しむ)、excite(興奮させる)、excellent(優れた)など複数の意味合いを持たせていた。