フロッピーディスクの歴史では、フロッピーディスクの種類と歴史について述べる。 フロッピーディスクは薄くて柔らかい長方形のプラスチックで覆われた磁気記録メディアである。フロッピーディスクドライブ(FDD)で読み書きする。フロッピーディスクは1970年代から1980年代にかけて最も普及した外部記憶装置で、初期にはメインのデータストレージとして、後期にはファイル交換用のメディアとしてよく使われた。米国ではフロッピーでファイルを交換することをスニーカーネットと呼んだ。 1967年にカリフォルニア州サンノゼにあるIBMの研究所で世界初のフロッピーディスクとフロッピーディスクドライブが開発され、1972年に8インチフロッピーとして発売された。手ごろなサイズ感の5.25インチフロッピーが1976年に発売され、ワープロやパソコン用としてほぼ標準のメディアになった。その後1982年に発売された3.5インチフロッピーへ徐々に置き換わった。両者はそれぞれ別の時期に一時代を築いた。他にもが発売されたがそれらは普及しなかった。