フルスルチアミン(英: Fursultiamine、アリナミン-F)は、テトラヒドロフルフリルジスルフィドチアミンとしても知られており、ジスルフィドチアミンやアリチアミンの誘導体である。フルスルチアミンは、脚気等のビタミンB1欠乏症の治療のためにチアミンの親油性を高める目的で1960年代に日本で開発され、日本のみならずスペイン、オーストリア、ドイツ、米国でも製薬化された。フルスルチアミンは、米国でビタミン剤としてOTC(over-the-counter)薬としても販売されている。