フセヴォロド3世(Все́волод III Ю́рьевич Большо́е Гнездо́, 1154年 - 1212年4月15日)は、ウラジーミル大公。短期的にはキエフ大公位にも就いた。洗礼名はドミートリー。モスクワ北方の町ドミトロフは彼の生誕に伴い建設された。父はユーリー・ドルゴルーキー、祖父はウラジーミル2世モノマフ、異母兄はアンドレイ1世。初めて公式にウラジーミル大公を名乗った。子が多く、大巣公と呼ばれた。息子にはコンスタンチンやユーリー2世、ヤロスラフ2世ら、孫にアレクサンドル・ネフスキーがいる。妻はオセット人といわれるマリヤ、のちヴィテプスク公ヴァシリコ2世娘リュバヴァ(子はない)。