フィエスタボウル(Fiesta Bowl)は、年1回、通常1月1日前後に、アメリカ合衆国アリゾナ州グレンデールで開催されるカレッジフットボールのボウル・ゲームである。このゲームはカレッジフットボール・プレーオフ(CFP)のひとつである。現在の法人タイトルスポンサーは、アメリカの民泊関連会社Vrboである。以前には、サンキストやIBMのOS/2、PlayStationがスポンサーとなっていた。 フィエスタボウルは1971年に開始され、2006年までアリゾナ州テンピので開催されていた。1999年から2014年まではボウル・チャンピオンシップ・シリーズの1つとなったため、4年に1度BCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲーム(大学全米一決定戦)に指定された。ナショナル・チャンピオンシップ・ゲームに指定されない場合は、ビッグ12カンファレンスの優勝校が参加していた。2007年より同州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催されている。2015年からは3年に一度CFP準決勝のひとつとして選ばれている。 アメリカでは非常に関心の高いボウル・ゲームのひとつで、2012年1月に開催されたフィエスタボウルの全米視聴率は8.4%であり、同年のワールドシリーズ4試合中3試合の視聴率を上回った。