ビスマルク海(ビスマルクかい Bismarck Sea)は、太平洋の南西部のパプアニューギニア近隣にある海域である。名称は、ビスマルク諸島と同じく、ドイツの首相であるオットー・フォン・ビスマルクにちなむ。 南西をニューギニア島に、北から南東にかけてをビスマルク諸島(アドミラルティ諸島、ニューアイルランド島、ニューブリテン島)に囲まれている。南西のダンピール海峡・を通じて、ソロモン海と結ばれている。広さは東西約700km、南北約350km、最大水深は約2,500mである。沿岸の主な町としてはラバウルやマダンなどがある。 第二次世界大戦中の1943年3月3日-4日に、この海域でビスマルク海海戦があった。