ビショップ・ロック(英: Bishop Rock、コーンウォール語: Men Ekskop)は大西洋上の非常に小さな岩礁。イギリスのコーンウォール半島から南西45kmに浮かぶシリー諸島の最西部に位置する。岩の大きさは長さ46m、幅16mである。岩の上に立つ灯台がよく知られている。 最初の鉄製の灯台は1847年に起工されたが、完成を待たずして流失した。今日の灯台は1858年に竣工し、同年9月1日に初めて点灯された。当初、灯台を訪れた者はランプ階と灯台基部の2か所に設置された巻き揚げ機を利用して降下し、離れて待機している連絡艇に向かったが、のちにヘリパッドが設置された。 ビショップ・ロックはまた、20世紀前半に海上輸送船が使っていた北大西洋航路の東端にある。西端はロウアー・ニューヨーク湾口である。これは、定期船が大西洋横断のスピード記録であるブルーリボン賞を競った航路であった。