トーマス・ウィリアム・キンダー(Thomas William Kinder、1817年11月10日 - 1884年9月2日)は、イギリスの軍人・技術者で、明治政府のお雇い外国人として造幣寮首長を勤め、日本の近代的貨幣制度の確立に貢献した。日本の造幣局関連の資料にはキンドルと記される。当時、造幣寮ではキンドルと呼ばれ、『造幣寮首長報告書』末尾には「トーマス、ウヰルリヤム、キントル(キンドル)」と署名されている。