テムデル・ノヤン(モンゴル語: Temüder,? - ?)とは、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えたスニト部出身の千人隊長の一人。大元ウルスのブヤント・カアン(仁宗)、ゲゲーン・カアン(英宗)の治世に活躍したテムデルは同名の別人。 『元朝秘史』などの漢文史料では帖木迭児(tièmùdiéér)、『集史』などのペルシア語史料ではتامودار(tāmūdār)と記される。