『チート』(原題: The Cheat )は、セシル・B・デミル監督による1915年公開の米国の無声映画。主演は早川雪洲、ファニー・ウォード。白人の上流婦人が一見紳士な日本人の男に残忍に凌辱されるというストーリーが受けて大ヒットとなった。本作のヒットにより、日本人は表で西洋風を装っても裏では奇妙で野蛮な二面性を持っているというイメージが作られた。日本人である早川雪洲が主演したことで名高い作品であるが、内容が白人女性の肩に焼印を当てるなど「国辱的である」との理由により、当時の日本では公開されなかった。米国で2回、フランスで1回リメイクされた。