チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔; 学名: Datura metel)は、ナス科の植物。園芸用にはダツラ、ダチュラの名で広く流通しているほか、マンダラゲ(曼陀羅華)、キチガイナスビ(気違い茄子)、トランペットフラワー、ロコ草などの異名もある。原産地はアメリカ合衆国テキサス州からコロンビアにかけてである。日本へは、江戸時代(1684年)に薬用植物としてもたらされ、現在は本州以南で帰化・野生化したものが見られる。日本に渡来したのはシロバナヨウシュチョウセンアサガオよりも前だが、国内の個体数は少ない傾向にある。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。