ダラツムマブ(Daratumumab)は、多発性骨髄腫細胞で過剰発現しているに結合する抗がん剤である。2013年に米国で多発性骨髄腫を対象とした画期的治療薬に認定された。また、多発性骨髄腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫を対象とした希少疾病用医薬品に認定された。日本では2017年に既治療の多発性骨髄腫、2019年に未治療の多発性骨髄腫について承認された。