ダライ・ラマ7世ケルサン・ギャツォ(ワイリー方式:bskal bzang rgya mtsho、1708年 - 1757年)は、チベット仏教ゲルク派の有力な化身系譜であるダライ・ラマの7代目として認定された人物である。名はケルサンギャムツォ、ケルサン・ギャムツォ、ケルサン・ギャンツォとも表記される。チベット東部カム地方のリタン(現在の四川省理塘県)に生まれた。 ダライ・ラマ6世ツァンヤン・ギャツォの詩に「私は遠くへは行かない、リタンを回って戻ってくるから」というのがあり、それを根拠に転生者として認定された。1719年に清朝より冊封を受けた。