タイダル(モンゴル語: Tayidar、? - 1255年)は、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人で、サルジウト部の出身。モンゴル帝国の第4代皇帝モンケによって四川方面のタンマチ(辺境鎮戍軍)司令官に抜擢され、南宋軍との戦いで活躍した。『元史』などの漢文史料における漢字表記は太答児(tàidāér)・帯答児(dàidāér)など。