イェスデル(モンゴル語: Yesüder、? - 1307年)は、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人で、サルジウト部の出身。父や祖父の地位を継いで四川方面のタンマチ(辺境鎮戍軍)司令官となり、第5代皇帝クビライの治世において南宋軍との戦いで活躍した。『元史』などの漢文史料における漢字表記は也速答児(yĕsùdāér)など。