ズミイヌイ島、ズミーニー島(ズミイヌイとう、ウクライナ語: острів Зміїний; ズミーイヌィー島、ルーマニア語: insula Șerpilor; シェルピロール島)は、黒海の北西部、ウクライナ・ルーマニア国境付近の沖合にある島あるいは岩。現在はウクライナに属する。黒海沿岸各地に植民都市を建設した古代ギリシア時代から、アキレウス伝説の聖地としてヨーロッパ世界に知られていた。ソビエト連邦の崩壊以降、黒海上の境界画定をめぐるウクライナ・ルーマニア両国の係争の種となったことでも有名である。 日本語では、ロシア語に近い読み方としてズメイヌイ島と表記されることがある。また、英語での名称からスネーク島やサーパント島、さらに意訳として蛇島などとも表記される。