シューラセーナ国あるいはスラセーナ国(サンスクリット語: शूरसेन Śūrasena)は、古代インドの地域の名で、現在のウッタル・プラデーシュ州ブラジ (Braj) 地方に相当する。首都はマトゥラーだった。仏典『アングッタラ・ニカーヤ』によれば、シューラセーナ国は紀元前6世紀において十六大国のひとつだった。シューラセーナ国は叙事詩『ラーマーヤナ』でも言及されている。古代ギリシアの作家(メガステネスら)はスラセノイ族およびメトラという都市に言及している。