サートリストラム (Sir Tristram) とは、アイルランド生産のサラブレッド競走馬である。オセアニアで種牡馬として成果を収めた。南半球のノーザンダンサーの異名をもつ。 フランス・アメリカ合衆国で競走馬生活を送ったが、重賞を勝つことはできなかった。競走馬を引退したあとはニュージーランドで種牡馬となり、オーストラリアで6回、ニュージーランドで7回リーディングサイアーとなり、現在でもオセアニアの競馬史上最大の種牡馬といわれている。 日本では孫にあたるセントスティーヴンが2002年の中山グランドジャンプを優勝した。また、子で日本に外国産馬として輸入されたヤマニンバイタルが重賞未勝利に終わりながらも、ニュージーランドに輸出され、GI馬2頭を送り出した。