サン・ミゲルの要塞都市とヘスス・ナサレノ・デ・アトトニルコの聖地(サン・ミゲルのようさいとしとヘスス・ナサレノ・デ・アトトニルコのせいち)は、メキシコのグアナフアト州に残るUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。18世紀のバロック建築から新古典主義建築へと移行する時期のヨーロッパとラテンアメリカの文化交流、そしてそこから生まれたの精華をよく伝える2つの物件、すなわちサン・ミゲル・デ・アジェンデの町並みと、「メキシコのシスティーナ礼拝堂」の異名を持つアトトニルコのキリスト教建造物群が対象となっている。