サンジェルマン大通り(サンジェルマンおおどおり、ブールバール・サンジェルマン、仏:Boulevard Saint-Germain)はパリ、セーヌ川左岸にある大通りの名称。東はサン・ルイ島の先端に架かるシュリー橋から起こり、弧を描くように西行し、パリ左岸5区、6区、7区を通ってコンコルド橋(右岸のコンコルド広場に渡る橋)で終わる。ほぼ中間のところで南北に走行するサンミシェル大通りと交叉している。 この通りは、通りの名の由来となったサン=ジェルマン=デ=プレ地区や地区(邸宅が多く、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』に描かれた)を通ることで知られる。