サヘラントロプス(学名:Sahelanthropus)は、新生代新第三紀中新世末期の約700万年から約680万年前のアフリカ大陸北中部(現在のサハラ砂漠の一角、中部アフリカの北部、チャド共和国北部)に生息していた霊長類の1属である。サヘラントロプス・チャデンシス(S. tchadensis)1種のみが知られている。最古の人類と言われている。 最古の人類である可能性があるものの、異論も唱えられている()。2001年7月19日、フランスの古生物学者の調査チームによって最初の発見が成され(トゥーマイの発見)、翌2002年に記載された。