コンフェッショナリズム(英語: confessionalism)は、もともとはキリスト教のプロテスタント諸会派において、信仰無差別論に対し、自身の信仰や教義の防衛義務を主張する立場をさしていたが、やがて宗教上の信条的対立が政治闘争の形をとるという状態を指し示す用語となった。特に中世における普遍宗教(ローマカトリック教会)が、宗教改革によって教会分裂を惹起した16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパの状況をさす。