ゲルハルト・ゲオルク・メルティンズ(Gerhard Georg Mertins, 1919年12月30日 - 1993年3月19日)は、ドイツ出身の軍人、実業家。降下猟兵として第二次世界大戦に従軍し、騎士鉄十字章受章者の1人となった。戦後は右派の政治活動に関与したほか、西側の情報機関とも関係を深めた。1960年代にはメレックスAGを創業し、ドイツ連邦共和国で最も有力な兵器輸出業者となったが、一方で連邦情報局(BND)の協力のもと、ドイツ連邦軍の退役済装備品を紛争地域に大量に輸出したことが物議を醸した。