カリマコス(またはカッリマコス、カルリマコス、古希: Καλλίμαχος, Kallimachos, 英: Callimachus, 紀元前310年/紀元前305年 - 紀元前240年)は、ヘレニズム期の詩人、批評家である。批評家を兼ねる詩人の初期の1人であり、ヘレニズム期の学問を代表する人物。アレクサンドリア図書館の図書館員でもあったが、主要な司書になったことはなく、図書館が所蔵するすべての本のカタログ(図書目録)を作る任務に就いた。そして出来上がった『』は120巻の長さで、図書館の蔵書を残らずすべて年代順にまとめ、ギリシア文学史に関する後の研究の基盤となった。ファラオのプトレマイオス2世とプトレマイオス3世がパトロンで裕福に暮らした。