カリソプロドール(Carisoprodol)は、ソマ(Soma)などの商品名で販売されている筋骨格の痛みに使用される中枢性筋弛緩薬である。最長3週間の使用が承認されている。通常、投与から30分以内に効果がみられ、最大6時間続く。投与法は経口である。 一般的な副作用は、頭痛、めまい、眠気、などである。重度の副作用には、依存症、アレルギー反応、、などがあげられる。サルファ剤アレルギーのある人への投与は、配合によっては問題を引き起こす可能性がある。妊娠中と授乳中の人への投与の安全性は明確ではない。作用機序は明らかではない。効果のいくつかは、メプロバメートに変換された後に発生すると考えられている。 カリソプロドールは、1959年に米国で医療用として承認された。ヨーロッパでの承認は2008年に取り下げられた。米国では後発医薬品が入手できる。米国では、スケジュールIV規制薬物に指定されている。 日本では承認されていない。