カスケード地震(カスケードじしん、1700 Cascadia earthquake)は、1700年1月26日21時頃 (UTC-8)にカスケード沈み込み帯で発生したプレート間地震。推定されるモーメントマグニチュード (Mw)は8.7から9.2。カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー島から、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部に至る、太平洋岸北西部沿いのファンデフカプレートにおいて発生した。断層の破壊は1000キロの範囲にわたって発生し、平均の滑り量は20メートルであった。 この地震によって日本の沿岸部に到達する津波が発生した。また、ブーンビル地滑りにもつながった可能性がある。