イズヒメエイ(学名: Hemitrygon izuensis )は、トビエイ目アカエイ科に属する海水魚。伊豆半島で得られた標本をもとに1988年に新種として記載され、現在までのところ生息が確認されているのは日本沿岸のみである。成熟個体の体盤幅は70 cmに達し、アカエイなどの近縁種に似るが、尾がやや短いといった種々の特徴から識別される。採捕例が少ない稀種であり、その生態には未解明の点が多い。