アンデパンダン展(アンデパンダンてん、Salon des indépendants)は、無審査・無賞・自由出品を原則とする美術展であり、1884年にフランスのパリで初めて開催され、その後、世界中に広がった。各国にも影響を与えており、パリの同展の形態を理想とした、別組織による同じアンデパンダンの名を冠した独自の展覧会が日本など世界各国で開催されるようになった。現在は、それら他国の展覧会と区別するため、パリのアンデパンダン展についてはパリ・アンデパンダン展と表記されている。パリ・アンデパンダン展は、現在世界中で開催されている諸派の垣根を越えたアーティスト達によって行われる無審査大型展としては最も早く誕生した歴史的な美術展覧会。